年少組、年中組、年長組というように、幼児教育では年齢的に園の先生方によるカリキュラムが組まれています。狙いも年齢別で違い、例えば、意欲的に生活する狙いのカリキュラムもあります。最近では手洗い、うがいを進んで行える小さな子の姿も目立ちますが、新型コロナウイルス対策による影響が大きいものです。しかし、そうした社会面に関心を向けさせることも幼児教育であれ、必要不可欠なことです。人間関係も、同じ目的を持って遊ぶことを楽しめるようになることは大切です。どうしたって、一人っ子の場合には独り遊びが定着してしまいがち、豊かな感性の持ち主であってもコミュニケーションスキルが乏しい子が目立ちます。よく言えばシャイなのでしょうが、人は独りでは生きていくことができません。家族がいるだけでなく、切磋琢磨できる、そうした友達が必要です。良いことも悪いことも分けあえる、それによって心が満たされる研究データも報告されているほどです。